コンケンに向かう前に、N先生に連れられてシンラパコーン大学で行われている、ロイエトのナンタルン劇団の公演会場へ。
ナンタルンとはタイの人形影絵芝居のこと。タイ南部で発生した影絵芝居はイサーン地方に伝わり、モーラムと合体して独自の芸能になった。生バンドをバックに人形とセリフによる物語をメインとして、歌や人形の踊りを加えて演出する。使う楽器は西洋式のバンド、タイの中央楽器、イサーン楽器とごっちゃ混ぜ。
イサーン語のみなので自分はいまいち理解できないけど、内容には風刺やギャグがちりばめられているらしく、観客からは「くくくっ」という洩れ笑いが終始聞こえていた。
公演が終わって舞台裏を見学。バックバンドの一人が前回マハサラカムで泊まった時に部屋を開けてくれたN先生の後輩だった。ようするに、この劇団のバスに便乗してコンケンまで行く、という趣向だったと理解。なぜかマハサラカム大学のバスで、あれれ?と思ったけど、とにかくバス代が浮いた。
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