2008-11-04

プレー県にて

11月1日(土)、子供楽団はタイ北部のプレー県へ。

ポンラン楽団とタイ式楽団が一緒で総勢50人以上、貸しきりバスに満杯で早朝の出発。ほぼ2時間毎に休憩が入るとはいえ、プレー県までは8時間以上です。

プレー県中心郡の宿泊地に到着、休憩後、各楽団分かれて別々のお寺へ。我々が行ったお寺は宿泊地から更に90kmも離れた場所のお寺でした。セッティング中はもう既にへろへろに疲れています。

 
お寺の境内でとりあえずご飯食べたら演奏。食事中の写真しか無いけど。ソァーン・サウィン、タイプーカオ等の定番舞踊とお笑いS先生の歌を5セットぐらいで約1時間半でした。本当はお笑いS先生との絡みで北部風の歌をやる予定だったんですが、直前に打ち合わせた部分がすっかり頭から抜け落ちてしまって思い出せず、パスしちゃいました。恥じ入ります。

写真はこの日行われた、女の子達だけで行われる儀式。大鍋を囲んで皆でお菓子を作ります。

この日は北部一帯が大雨でしたが、舞台と客席はテントが設置してあったので助かりました。演奏が終わったらまた食事をご馳走になって、90km離れた宿泊地へ戻ってビール飲んで就寝。


翌日は経由地のピサヌロークの有名な寺で観光。

ここはピサヌロークを通る時は必ず寄らないといけないらしいですね。随分前ですが前回来た時もやはり寄りました。写真左はタイで最も美しいと言われる仏像、右は歴史映画で有名なナレースワン王の像。

観光もしたので10時間ぐらい掛けてバンコクへ。いやー恐ろしく遠いです。これだけの行程をかけて行ったのに演奏がたった一時間半って、もったいない気もします。とはいえ、一日目の大雨は思ったより酷かったようで、帰宅後にプレー県での洪水や列車脱線のニュースを見ました。その割には滞りなく演奏できたということで、まぁ良かったのかも。

お土産のムーヨーと北部名物ナムプリックヌム。帰宅後さっそくもち米とビールで。うちの北部式カントーク用テーブルにマッチします。ナムプリックヌムはナムプリックの一種ですが、プリックヌムはまだ熟していない特に辛い小さい唐辛子の事で、これがほぼ100%の食べ物ですからもう強烈に辛い。食べると汗がだらだらと出続けて止まりません。そういうわけで、ビールがうまいです。