2006-01-15

チャラームポン・コンサート

チャラームポンというモーラム歌手がうちの近所で野外コンサートに来たので、前日の催しの帰りに見に行った。

長いキャリアをもつ歌手で、最近には珍しく全編ケーンとソー*だけをバックに歌うVCDを出して、これがよく売れた。でもコンサートは普通のモーラムやルークトゥンの形式で、客は始終踊りっぱなし。野外にも関わらず酒の匂いが充満していて喧嘩が始まったりするので、会場では見る場所はよく選ばないといけない。

こういう野外コンサートは夕方明るいうちに会場して夜中の0時頃まで続くが、メインの歌手は10-11時ぐらいに出てくるので9時過ぎに行けば良い。早く行き過ぎると目当ての歌手が出る前に疲れきってしまう。

*ソーとは弓で弾く弦楽器でタイ中央楽器のソー・ウーやソー・ドゥアン以外にもソー・イサーンといわれるイサーン地方のソーもある。

2006-01-14

子供の日


文化センターで子供の日と「タイ-イラン文化交流会」を兼ねた催し。

いろんな分野の芸が見られて、日本の浄瑠璃芝居のような伝統人形劇も見ることができた。これは普通に公演で見ると入場料が凄く高いんだそうな。

イランからは劇団が来て芝居をやっていた。同時通訳がいて芝居を実況しているんだけど、内容が聞き取れなくてさっぱり理解できず。

ほかにもラーマキエン、リケー、クラビクラボン、我々のイサーン音楽と内容てんこもりだった。

リケーとはタイの芝居の一種で特徴のある派手な衣装で大げさに演じるもの、コント的な内容も多い。クラビクラボンは古武術の型を演じるもので剣で戦う演舞、ストーリーもある。

2006-01-07

ウェーティー・タイ

ウェーティー・タイというTV番組の収録に子供楽団と参加。

直訳すると「タイ・ステージ」でしょうか。巨大なステージに大量に歌手が出てきてTVで生放送する番組です。

この日はイサーン音楽と踊りの特集で、子供楽団はこのステージの隅っこで出演しました。沢山の出演者が出てきて面白いんですが、TVの収録というと半日以上時間をかけて自分達の出番は3分間、というようなことが多いものです。時間がかかりすぎてつらいですね。

あと、子供達と写真に写ってもらったのは元ボクシングのメダリストのソムラックさん。今はタレント兼実業家です。リハーサル中に舞台上で我々の隣で踊っていたので、「写真撮って良い?」と聞いたらどうぞどうぞ、とにこにこしてファンサービスしてくれました。ムーカタの店も何件か持っていて、うちの近所にもソムラックがオーナーの巨大なムーカタが一軒あります。

ムーカタとはビュッフェ形式のジンギスカン鍋のような料理の店です。69Bとか79Bの定額で食べ放題だけど、実際に安いかというと、ビールや水や氷が非常に高いので遥かに高い勘定になります。なので自分はほとんど行きません。