2010-12-29

サムットサーコーンにて

12月11日(土)はサムットサーコーン県グラトゥムベーン郡にある学校のパーティへ。

[Image]
結構大きなパーティです。校庭に敷き詰められたテーブルが壮観。

2010-12-28

乗馬像広場にて

12月8日(水)は乗馬像広場にてコンサート。国王誕生日の祝賀行事の一つです。

2010-12-27

ムエタイ・ワールドカップ

11月27日(土)はバーンカピMMCホールにて、恒例のムエタイ・ワールドカップ開会式。


シーロムにて

1月26日(金)はシーロム通りのCPタワー前にて。

2年近く前にもここで一度やりましたが、相変わらずゴチャゴチャして歩きにくいシーロム通りに設置した舞台です。前回よりちょっと広くなったかな。

2010-12-23

シリキット国際会議場にて

11月22日(月)はクロントイのシリキット国際会議場(Queen Sirikit National Convention Center)へ。

朝8時集合、ダンサーの皆さんは既に準備が出来てました。北部舞踊の衣装です。

[Image]

2010-12-22

ワット・ラーチャボーピットにて

11月13日(土)はワット・ラーチャボーピット寺での、お坊さんの誕生日パーティに参加。

ラーチャボーピットは王宮やワット・ポーからもさほど遠くない場所に有る有名な寺で、チュラロンコン王の時代に作られたそうです。中に入るのは初めてですが結構大きいですね。

到着時は読経が行われていました。その後は食事会。今回はお坊さん達が食事している間にケーンを吹かせて頂くという任務。これも一種のタムブンであるということなので、ありがたく吹かせて頂きました。

2010-12-13

葬式

悲しいことに我々の子供楽団で最も信頼の置けるピン奏者の若者が亡くなってしまいました。11月7日(日)はその葬式です。

2010-12-01

クローンソーンにて

10月24日(日)はバンコクの北側パトゥムターニー県のクローンソーンという町の催し物に参加。

到着したらすぐに、まかないご飯がどんどん出てきました。美味しいです、大変充実した内容でした。

いっぱい食べてビールも頂きました、終わり。じゃなくてステージへ。

2010-11-09

ビエンチャン

10月11日(月)はビエンチャンへ。相変わらず行く度に工事やら開発やらでいろんな変化が見られますが、数年前の首都中心部の道路はあちこち掘り返して歩くのも大変だったのに比べると現在はほぼ開発が終わったのか落ち着いていますね。

こちらはバス停に到着してすぐ目を引くタラートサオ市場。
この隣のモールの方はだいぶ前に出来上がって稼働していますが、こちらは新たに建設中のビルのようです。

メコン川沿いは半年前も既に大工事を行っていましたが、現在は更に姿を変えていました。

この為に名物だった川岸の屋台群が見られなくなって久しいのが残念。

こちらはビエンチャンの代表的ケーン奏者、モーケーン・トンスーイ先生。
カオピアックを食べている所。ビエンチャンに行く度に会いますが何年経っても相変わらず。先生は任務で古文書整理をして、自分も時々読む練習をしているので「読んでみろ」と渡された文書(写真右)ですが、バーリ語なので全く読めません、意地悪ですね。

トンスーイ先生によると毎年恒例の郷土音楽のコンテストが12月10日から14日まで行われるそうです。モーラム、ケーン、ピン、ソー等が対象の数少ないコンテストですのでこの時期お近くの方は是非どうぞ。自分も見に行きたいんですが日程的にどうか、難しいかもしれません。

今回は小学校に行って先生からラーオ語を習ってみよう、ということでさっそく小学校にお邪魔しました。

なんか知らない人が居るぞ?という感じで見に来る生徒達。

ラーオ語は先生とマンツーマンで教えて頂きました。外人に教えるのは小学校の先生の専門では無いので、分かるような分からないような微妙な感じでしたが、結構楽しいです。
ついでに教室での国語の授業に参加しました。

生徒達が教科書を読むと一音節づつ一定のリズムで延々と読むので聞いていると眠くなるという問題が。なんだか自然じゃないような気がしますが、ずっとそうやって来ているのなら、それで良いのでしょうか?

教室の椅子や机に見覚えが有るなぁと思ったら、日本から送られた物なんですね。ステッカーには「日本政府が輸送費を寄付した」と書かれています。子供の頃に学校で使っていた物と全く同じ形でした、懐かしい。

下校時です。生徒はきちんと先生にワイして帰ります。

今回は若くてかわいい先生に教えて頂きました。なんと22歳ですが既に教員歴は4年、ということは19歳頃から既に教員なんですね。ラオスでは小学校教師になる為の専門の学校が有って、その場合は四年制の大学に行く必要は無いのだそうです。なかなか良いシステムではないでしょうか。

また次回も教えて頂こうと思います。あの先生居ると良いな。

2010-07-23

ワット・アムパワンにて

7月18日(日)はバンコク、ドゥシット区にあるワット・アムパワンでの寺祭りに参加。

この日はちょっと珍しい儀式を見学しました。昔アメリカに行った有名な高僧が居て、その高僧の仏像を作る儀式ということです。

まず読経の中、既に作られて設置された型に、溶かした金属を流し込みます。そして他の儀式を行う間、一時間ほどで固まるのを待ってから型全体をひっくり返します。


型の上部を削り取ると…、顔が出てきました。お坊さんが記念撮影しています。今回の儀式中は、この顔の部分だけの公開のようでした。

いやー、こんな儀式が有るんですねぇ、初めて拝見しました。


と、貴重な儀式を見学しながら舞台設置。今回ご一緒したのはC先生が率いるコートーモー・チームと呼ばれる人達。コートーモーとはバンコクの事です。



いつもの寺祭りに有りがちなオンボロ機材と違ってなんだかPAが立派、と思ったら隣の学校の機材を借用して来たようです。いいなこれ。

舞台裏でくつろぐ我々。4時間の長丁場です。演奏はともかく長時間立っている事がキツイですね。


ところで、何だかピアノ、キーボード、サックスやら色んな音がガンガン聞こえてくるなぁ…と思ったら。
ピンにギターシンセが装着されてました。ここまでやっても3本弦のイサーン楽器であるピンを弾いている事には違い無い?というこだわりでしょうか。ピン+ギターシンセ、その見事な使いこなしっぷりは、さすが職業演奏家です。

そんなわけで、久々に寺祭りの体験でした。お笑いとかてんこ盛りの長時間なので疲れますが、これが地方だったら一晩中とかやるのが普通だったりします。


像のモデルとなった高僧の写真、サートゥ。

2010-07-22

タマサート大にて

6月28日(月)は、タマサート大学での催し物へ。

前回来たのはいつだったっけと思ってこの日記を見返したら、もう5年も前の事でした、びっくりです。

学生の皆さんが持っているプラカードは「喫煙、2千Bの罰金」とか「船着場、禁煙」とか、ようするに禁煙キャンペーンの催しです。

前回の校庭のど真ん中ではなく中庭なので小さな舞台ですが、出し物はいっぱい。
こちらは優雅なタイ舞踊。他にもいろんなバンドとか次々出てきます。

禁煙キャンペーンということで保健省大臣も来てます。
こういう要人が来る催し物だと大抵待たされる時間が長くなります。要人の都合に合わせて進行がどんどんずれちゃうんですね。

待っている間、学生の皆さんを鑑賞したりして…、タイの女学生の皆さん、スタイルが素晴らしいですね。

なんだかいろんな出し物があります。
こちらは「炎の踊り」。どこの国のダンスでしょうか、分かりませんが盛り上がってます。

決まったーッ。

禁煙促進運動の催し中ですが、自分は喫煙所を探しに…。
大学敷地の裏手、チャオプラヤー川沿いは喫煙OKです。

ここの眺めは素晴らしい、のんびりできます。左手には気分よさそうな川岸のレストランも有りました。

そんなわけで我々は普段のポンラン楽団で2セット程やりました。今回はケーンに高校生(写真左)、それからバンディット・パタナシンという音楽専門学校の学生お二人と初顔合わせでした。
自分はウォート担当。ウォートはここ数ヶ月ほど練習しているので、最近は時々やらせてもらっています(とはいえ週一回しか練習してませんけど)。


おまけ:

タマサートへはターチャーン船着場から散歩して来たので、途中マハラート船着場周辺の骨董品市場を見物しました。

プラクルアンやら古銭やらの店が無数に有ります。マニアにはたまらないんじゃないでしょうか。


これ全てプラクルアンです。こんなにたくさん、とても鑑定しきれないと思いますが、この中から貴重な掘り出し物を見つけたりするんでしょうか?

2010-06-03

ウボンへ

先日のバンコク情勢で気分も滅入ってましたが情勢は一旦落ち着いたようなので、今回は気分転換も兼ね5月28日マハーカブチャーの日から数日間、たぶん都会のことを忘れ落ち着いて過ごせそうなウボンの田舎に、またまた行ってきました。

今年はあまり練習もしてなくてちょっと鈍ってしまっているケーンの感覚を取り戻そうという訳で、もうすっかり顔馴染みのラムを歌うのが好きな村のおばちゃん達に会い、そして一緒にタラカーン郡で割と有名なモーラムを訪ねました。

モーラム・ニパットソーンさんのお宅を訪問。ご自宅はイサーン音楽教室も兼ねているのでポンランも有ります。さっそくお手合わせしてもらいましたがスッサネーンでのラムクローンはリズムも音の傾向もなかなか掴めず。十分ぐらい四苦八苦していたら徐々に掴めてきた感じ。と言っても完全に同期するのはまず無理ですが。こちらが躓いてもモーラムが気にせず淡々と続けてくれるのが助かりますね。

村のラム好きおばちゃん達も交互に歌います。やはりトァーイがモーケーン主導のリズムということもあって最も分かりやすいですね。ラムローンは何となく感覚で、内容が理解出来なくても話の切れ目が掴めれば良いか、とちょっと手抜きですが一応OK。

そんな感じで一時間ぐらいお相手してもらいました。総じて自分は相変わらずスッサネーンに問題が有りそう、というか普段練習相手が居なくてなかなか進歩しないんですが、と言い訳。

帰りはモーケーン・ンガン先生の郷土料理の店でおばちゃん達と食事。ンガン先生の吹くケーンがBGMです。ンガン先生に会うのは9ヶ月ぶり。せっかくなので今回もちょっと教えてもらいましたが相変わらず「息が正しく無い」との指摘。ちょっと、解決法が自分で理解出来ていないっぽい感じ…。

村に帰った後も、おばちゃん達と楽しくラム三昧の宴会でした、満足。

ところで滞在した場所の隣の村は鍛冶が主力産業。丁度ナイフを一本入手したかったので、その鍛冶の村を訪ねてみました。

 
この村はどこもかしこもこんな小さな鍛冶工場だらけ。子供達もハンマー打ちとかを手伝ってたりして、まさに鍛冶の村です。

これは鍛冶に使う炭を作る釜。田んぼや牧草地の中に点在しています。

こちらはずんずんと入っていった森の中にポツンと有るような鍛冶場。ずっとマスクしてるので最後まで職人の顔が見えなかったけど。この人達の鍛冶場では何でも注文通りに作ってくれるというので望みのナイフの注文をしました。

そして翌日出来上がったのがこのナイフ、全長60cm。小さめの包丁ぐらいで先が尖った刃と、脇に抱えるのに便利な長めの柄。ようするにケーン職人が使うようなのが欲しかった訳です。注文からたった一日、ほぼ想像通りの物が出来上がりました。ここの製品は村人の生活用品でもあるので価格もびっくりするほど安い。まぁ輸出用製品のような綺麗な作りではありませんが。これでイサーン式のナイフの使い方を練習してみたい、と思ってます。

おまけ: 村の風景。

以前にも日記に書いた竹職人のおじさん、たぶん腕は村で一番。見る度にビクとか籠とか、常に何かを作っています。写真右はナタで別のナタの柄を作っている所。柄にはめる金属の輪がぴったりと入らないとか言って不満そうでした。

村のモードゥーは祈祷師ですが、同時に占い師でもあります。しかし、なぜかタロットカード占い。祈祷の仕事が終わると、占って欲しい人達が次々と注文してきます。かなり良い収入になってるんじゃないでしょうか。

これはごく普通の田舎の食事。しかし普通のタケノコのスープだと思ったら、材料として丸っこい虫がいっぱい入ってました。自分は虫の食材はどうも苦手でして…。

自家製の酒、ラオ・サートーで三晩寝かしたもの。普通に美味しく飲めます。失敗するとまずくて飲めませんがこれは成功。粒々は材料のカオニャオ(もち米)です。

去年訪れた時とは違って今回はどの家にもきちんとした表札が有り、植木が飾られています。村の美化運動の一貫で競っているのだそうです。写真はスローガン(古い詩の一節)を書いた看板を家の前に飾っている所。

 
バイクで行商の食材売り。自給以外の食材はこんな行商から買ったりします。街までは何キロもあって毎日買い物に行ったりするのは面倒ですから。

お寺のベンチとテーブルは犬のたまり場になってました。

おもちゃのケーンを吹くのが好きな二歳児。こういう子供を見るとつい、物心ついたらケーンとか練習させたいなー、なんて思っちゃいますが、まぁ自分から好きでやる子供はそんなに居ませんね。

そんなわけで、都会で何が起こっていようと、いつ行っても全く変わらないように見える、今回はそんなウボンの田舎を4日間ほど堪能してバンコクに帰りました。