早朝からわざわざ来たのは、N先生にレクチャーする為。かつてはソムバット・チムラート*の師匠でもあったという、いわゆる大先生。名前は聞き忘れたけど、たぶん有名な人なのだろうと思う。
ケーン本来の伝統的な奏法を一通り見せて、ポンラン等の影響を受けた現代の奏法との違いなどを説明していた。高齢ながら呼吸に乱れが無い。全ての内容は聞き取れないが自分も横で聞かせてもらった。
ソムバット・チムラートはタイでもおそらく最も有名なモーケーンの一人。盲目のモーケーンとしても有名。
CDもいくつか出ていて自分もよく聞くけれど、その演奏、特にスッサネーンなどはあまりにも速過ぎて、プレーヤの再生速度を数割落として聞いても丁度良いくらい。ある意味行くところまで行ってしまった演奏家という感じ。
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