バーンカンニェーン

パクセーに来たらここを訪ねなければ、というわけでモーラム楽団の村、バーンカンニェーンを訪問しました。前回の訪問は約一年半前(一緒に行った教師のSさん、いかがお過ごしでしょうか)。今回も当時と同様、レンタル自転車借りて「日本-ラオス友好橋」を渡って行きます。

村に到着。おばあちゃんがぽつんと一人、竹を削って何か作業しています。「皆出かけて私だけだよ」だそうです。
まぁ楽団は新年の講演ツアーに出かけて不在という事は前もって問い合せて知ってたんですが、シーパンドンを歌える子供が居ると聞いて来たのであれれ？と思いましたが、ちゃんと居ました。その子供達のラム・シーパンドンも披露してもらいました。

シーパンドンを歌うのはカーオポートちゃん12歳。なんと練習を初めてまだ7ヶ月だそうです。ラムの内容に関しては自分は知識が無いので断言できませんが、6分間程のラムを全て歌い切っているように見えます。やはりモーラム楽団の村という環境のおかげでしょうか。声も良いし見た目も良い、将来が楽しみです。

ケーンを吹くのはトンサイ君18歳。なんと練習を初めてまだ2年だそうですが、シーパンドン独特のケーンの呼吸を身に付けているように見えます。たった2年でここまで出来るとは驚きですが、モーケーンである父親から習っているそうで、親子直伝なんですね。

この時のビデオはYoutube: Lam Siphandon / ລຳສີພັນດອນ
ともあれ後を継ぐ世代が着々と育っているのを見て安心。

その他。

村の周辺のメコン川岸。水遊びする子供や魚を取る人が居てのどかです。

Jさんご夫妻お疲れさまでした。