11日(日)はラチャダーのポー・クンパオにて。
ポー・クンパオといったら普通はバンコクの随所にある有名なパブを思い出すけど、それじゃなくて隣のホールでの結婚式の出し物。自分もポー・クンパオにこんな式場があるとは知らなかった。それにしても最近結婚式がやたら多い。そして結婚式場にはドレスを着飾ったオカマさんが異常に多い(タイ国の特徴)。
今回はラーチャボーピット学校の中高生との混成ポンラン楽団。ポンランを叩いてるのがすごく小さい子供で小学生かと思ったら中学生だった。文化センターでもそうだけど、物心ついたころからイサーン楽器をやってる子供が多くて、良いことだと思う。
今回は修行中の若いモーラム・P君が参加していたのでいろいろ話を聞いてみた。コンケンのラートリー・シーウィライ先生に師事しているそうだ。一般的にはあまりメジャーではないようだけど、この先生のモーラム養成所はその世界では有名。せっかく知り合ったので今度連れて行ってもらおうかと思っている。まだ電話番号交換しただけだけど。
写真は見にくいけどP君が持っていたモーラムの教科書。最初に覚えるべき基本的な詩がぎっしり詰まっている。こんな教科書は未だかつて見たことがなかった。
モーラムの修行では大量の詩を次々と覚えなければならない。以前読んだモーラム・アンカナーンのインタビューによると一編の詩を覚える労力はルークトゥンの2曲分ぐらいで、ベテランは千から二千は覚えている、とのこと。それは苦行と言えると思う。
せっかくポー・クンパオに来たのでパブ(プレーン・プアチウィット系)の方で飲んでから帰った。こういうパブに来るのは2年ぶりぐらいか、当時からそうだったけどそれほど賑わっているようには見えない。若者は同じラチャダーならクラブ、ディスコ系の方へ行き、こういうパブに来るのは少し落ち着いて飲みたい年齢層の高い人達のようだ。
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