2007-03-22

Rama8 Bridge にて

バンコクのRama8橋の下の公園にて、3月21日から25日まで、 Lavelle Entertainment 主催の「Rhythm of the Earth: World Musiq-World Bar-B-Q Festival」 というフリーコンサートが行われています(スケジュール)。先月のナコンサワンでのコンサートと同じシリーズで、初日21日はプータイ・カラシン楽団で参加しました。

なんだか行き方がよく分からないのでとりあえず王宮前広場に行ってそこらの人にRama8橋はどう行くの?と聞いたら、「あれだよ」と指差した方向に柱が見えた。歩いていけるよ、というので歩いていったら、すんごい遠かった。会場はチャオプラヤ川の反対側の岸なので更に歩いて橋を渡る、暑い。でも近くでよく見ると、結構きれいな橋だ。

午後3時、思ったより早く着いて会場はまだ整備中なので川岸で昼寝。そのうちにサウンドチェックが始まった。

このシリーズのコンサートは、あちこちの国から来た民族楽器の演奏家が大勢出て競演するのが特徴。我々の楽団だけでもダンサーを入れると20人近くになる。なのでリハーサルはこんなごちゃごちゃな感じ。

今回はスコットランドのバグパイプ楽団が来ていた。

生で見るのは初めて。バグパイプってチューニングに結構時間がかかるんですね。リハでも本番でも演奏する前は10分ぐらい調整していた。チューニング中は歩きながらお互いに距離をあけたり接近したりしつつ、舞台裏からずーっとどこまで行っちゃうんだろうかと思うくらい遠くまで歩いて行く。

バンコクは今も厳戒態勢で、この日も兵隊が警備中。バグパイプと兵隊という変な図だったので写真を撮ったけど、暗くて良く見えないですねこれ。

午後7時半、オープニング。結構華やか。司会は前回同様、タイ語ペラペラファランのトッドさん。

楽団メンバーはそれぞれちょこちょこと他のバンドに参加していたけど、我々の楽団の出番は夜10時半ということで、それまで宴会。スポンサーがビアシンなのでビールがいっぱい飲めて嬉しい。

そのうちにラナートのかっこいい演奏が聞こえてきたのでステージを見に行ったら、映画「ホームローン(The Overture)」に出てた、あの頭髪が無くてサングラスに髭の人、クンイン-ナロンリット・トーサガーさんの楽団が出ていた。TVでは時々見るけど生で見るのは初めて。写真はN先生がケーンで競演中。

午後11時近くやっと出番。プータイ・サコンナコンをメインに3つ程のシリーズ。自分は右隅で一生懸命ケーン吹いてます。

この後ジャムセッションをして、夜中0時半頃終了。汗だくで「ビールちょうだい」と言ったら、「もう全部無くなったよ」だそうでがっくり。あんなに大量に有ったのに。ぐったりして珍しくタクシーで帰った。

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