2007-03-09

ビエンチャンでモーケーン探し

ビエンチャンに来た。せっかく来たので地元のモーケーンを探してみる。

唐突だけど「モーケーンかケーン吹く人知らない?」とメコン川の川岸にある屋台でビールを飲みながら従業員のおねえさんに聞いたり、町中心の噴水広場でトゥクトゥクの人に聞いたりしたら、2箇所ほど会えそうな場所の情報が得られた。ビエンチャン東部にある芸能関係の学校と、街の真中にある国立図書館。

街の地図(ウドンタニ在住のギタリスト、おかあつさんにデジカメで撮って送って頂いたもの)によると、学校があるというコンタンという町が有名観光地のタートルアンという立派な寺から近そうなのでタートルアンで観光してから歩きで行ってみた。が、歩くにはすごく遠かった。道中どこで聞いても「ずっとあっちの方」と言われるだけ。でも最後に聞いた美容院の女性が親切にもバイクで送ってくれた。なかなかきれいな人だった。ガソリン代も受け取らなかったし。「コンラオチャイディーだからね」と自ら言っていたけど。

学校到着。看板をタイ語で無理やり読むと、 โรงเรียน ศิลปดนตรี แห่งชาติ と読める。 国立芸能音楽学校といった感じか。既に3日居てじーっと看板とか見てたら部分的にだけど理解できるようになってきたようだ。でもRはHで発音するので学校の「ロンリエン」が「ホンヒエン」になったりして聞き取るのはややこしい。これって昔ラオスがフランス植民地だったから?違うか。

ここの先生に聞いたら、モーケーンは早朝しか教えに来ないから、芸術センターの方に行きなさいと言われた。残念。でも今度は歩いていける距離。

途中でコーヒー飲んで休んだりしながら到着。この看板も無理やりタイ語読みで ศิลปกรศูนย์กลาง と読める。ラオス語では、読まない字が省かれたり暗黙の母音には母音を足したりして簡略化しているので、慣れたら意外と読みやすいのかもしれない。とは言え発音は全然違うけど。

ここに居たおじさんに聞いたら、向かいの集落に音楽関連の職業の人がいっぱい住んでるとのこと。

昼間から酒盛りをしている集落の奥のほうに行くと、モーケーン・アムパイさん(48)の住む家があった。この人は自分でケーンを作るので、軒下に材料の竹がいっぱいある。

家の写真は撮ったけど、話すのが忙しくて本人を撮るのを忘れた。ラオス語はなかなかちゃんと聞き取れないので。

アムパイさんは話をしながら自作のケーンでロンコン、スッサネン、ポサーイを吹いてくれた。Am標準スケールの非常に短いケーン。ちょっと吹かしてもらったが、かなり荒っぽい作りで非常に息を使うし音も一部歪んでいる。これは、作った本人しか吹けないんじゃないだろうか、と思ったりして。

mp3プレーヤで一応録音したが、低性能マイクで近すぎた為バリバリにひずんでいた。ノイズ除去の結果、だいぶ音が欠けている。

A.AmPhai 2007-03-09 KhonThan, Vientian
聞いたところ旋律はイサーンのものとあまり違いが無いようだ。「タイのとちょっと違うかな?」と聞いたら「タイのケーンなんて無いよ、ケーンは元々ラオの物だしイサーン人だってラオ人だろう」と言われてしまった。それもそうだ、聞き方を間違った。

アムパイさんは公務員で政府の依頼があれば外人客のために演奏に行くが、週末はケーンを作ったりビエンチャンの子供文化センターにて子供達に楽器を教えている。日本には2000年頃に埼玉のプラザホテルに演奏に行ったことがあるそうだ。タイには度々行っているとのこと。

2 comments:

Anonymous said...

コメントつけるチャンスをずっと待って居たんですが、来ました!
mp3で撮ったのいい音していますね。

muri said...

通りすがりのkさん、はじめまして。
元の録音は全般に激しいひずみでかなり修正しまっていますが、元々の荒々しい、これぞ土地のモーケーンという感じはなんとか残っていると思います。