2006-08-25

村見学

村長の家に泊めてもらった翌朝25日は村を案内してもらう。

田舎で村を見学というと、興味は無くともまず大抵は田んぼに連れて行かれる。苗を育ててから田んぼに植え替えるナーダムと言うのに対し、この村では種をばら撒いて育つまでほったらかしのナーワーンという方式。

自分は田植えの知識は無いので、どの部分が田んぼなのかもよく分からない。

寺の境内にあるゴザ工場で朝食をご馳走になる。おばあちゃん達がいっぱい。

おかずはノーマイゲーン(タケノコのカレー)、パックドーン(香味野菜の浅漬け)、小海老を煮た物、野菜炒め等。ナムプリック・パラーが特に美味しかった。タケノコも都会で食べる、一度漬け込んだものではないそうだけど、自分には味の違いは分からず。

食事の後、広い境内を散歩。魚を養殖しているようだ。プラーニンというバンコクでもよく食べる魚でテラピアの一種なのかな?鯛のような形の淡水魚。これを稚魚からある程度育てたら川に放流する。そして大きくなったら捕って食うそうだ。

朝9時、村長にバス停まで送ってもらう。宿泊費を少々渡そうとしたら要らないというので、ではあの坊さんにタムブンして下さいということで了解。あれ、モーケーンへの謝礼を渡すのをまた忘れた。

そんなわけで朝10時発ソンテウでヤソートンへ1時間、バスでウボンへ2時間弱、ウボン市内で名物ムーヨー(豚肉のねりものでビールのつまみやヤムの材料として美味)を買ったりとうろうろして、夕方2等寝台でバンコクへ向かった。寝台でラオカーオを飲みすぎて気分が悪くなったけど。

前触れもなく行った見ず知らずの旅行者に対して随分面倒を見てくれる、タイの田舎の良い一面だな、と思った。

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