いわゆるトートバッグというのの構造が単純そうに見えたので、それを真似してみました。 中のファスナー付きポケットはボタンで取り外し可能に。日常的に運ぶウォートがすっぽり入る大きさにしたので、かなり大きくなってしまいましたが、おかげでウォートやらマイクやらかなり色々突っ込めます。ただこの形にするにはちょっと柔らか過ぎたようで、物を入れないと自立しません…。内側から縫ってふっくらした形にしたほうがよかったかな?(内縫/外縫とか言うらしいです)
最初は「バッグの取っ手には芯を入れないといけない」という事を知らなくて、しばらく使っているうちに、この取手は弱すぎてやばいんじゃないか?と思ってネットいろいろ見たら理解して(笑)帆布3枚ぐらい入れてみました。まぁ作ってみて、使ってみて、いくらでも直せばいいじゃん、という事で…。
それから最近は演奏で音階が異なるウォートを使い分けるようになったので、またウォートケースを作りました。
左は半年前に作った物で牛革。今回は水牛(バッファロー)です。同様の肌色だったのが半年でこんなに焼けました。
側面はすくい縫いという方法だったのを、今回はクロス・ステッチという方法してみました。ネット上でいろんな方法を解説してくれている達人が居てありがたいです。
この厚革ですが、タイでは牛は水牛に比べると値段が約1.5倍します。とは言え日本で買うような高級品の値段とは比較になりませんね。
牛と水牛を比べた感じでは、牛は表面がきめ細かくて厚くてもずっと柔らかい。水牛はその反対ですが、自分の腕では硬いほうが扱いが楽というか、牛はちょっと繊細すぎて難しいような、それと汚しやすいから触るのにも気を使うし。なので水牛の方が楽みたいです。
それから、上のトートバッグを作った余りで単純そうな形の財布を作ってみました。
財布って、パーツを重ねるので革を漉いて薄くしないといけないらしいです。なので包丁でゾリゾリと薄くしたつもりなんですが、これまた難しい…。まだなんだか厚ぼったいです。
なんか色々テクニックが要るようで、ちょっと財布作るのはまだ難しすぎるかな?
そうか、漉いて薄くするのかということで、最初の頃に作って今も使っているカードケースをバラして裏側に内張りしてみました。ちょっとまだ厚ぼったいけど、やっぱり内張りが有った方がかっちりして良いかも。
あれこれと薄くする練習してたら、やっぱりよく切れる包丁が必要ということで、多少は包丁研ぎが上手くなったかも?とか。やっぱり基本は刃物なんですねー、楽器作るのと同じ。
使ってる蝋糸ですが、一巻の量がすごい。いくら使っても全然減って無いような…?バンコクの革道具屋さんで売ってるのはなぜかこのタイプばかりです。もうちょっと細いのが欲しいんだけど…。
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