2012-12-14

マハサラカムへ

9月5日(水)、ロイエト県での用事が午後には済んでしまったため一泊もせず、ケーンの師匠アーチャー先生に会いにマハサラカム県へ向かう。

村で教えられた路線バスに乗ると、乗り換えも無しにそのまま目的地のマハサラカム大学まで一本で行けた、これは便利。とは言え大学の敷地は広大で入り口からソンテウで結構な距離を走る。


以前何度も訪問したケーン楽団宿舎は旧キャンパスに有りますが、こちらは新キャンパス。 旧キャンパスから何年も掛けて移転してきました。この広大な敷地、どれだけ大工事だったんだろうか。
新しい綺麗な建物がいっぱいだけど、古い方が自然豊富で雰囲気は良いかな?とも思いますが。

アーチャー先生に迎えられ、我々が今回泊めていただいたのは先生の新オフィス、コンテナハウスでした。林の中にコンテナはちと違和感有りますが、このウッドデッキみたいなスペースが良い感じです。

といわけで久々の再開を果たしたところで、とりあえずここで宴会。

ラーイ・ヤイを吹くアーチャー先生。

先生はマハサラカム大の音楽部門ドゥリヤンカシンの先生ですが、国宝級のモーラムと度々共演している有名モーケーンでもあります。現在一ヶ月に一曲のペースでレコーディング中。本も執筆中という事で楽しみです。まだ若いんですよねー。

我々日本人3人のケーン合宿で大変お世話になりましたが、あれからもう3年も経ってしまいました。改めて考えるとこの期間、ほとんど進歩の無い自分に驚きです(笑)。

ある程度酔っ払ったところで倍音氏がアーチャー先生の教え子のお二人とセッション。

この二人も学生とは言え素晴らしいケーンの腕前。一人はウォート奏者でもあります。ケーンと口琴は結構合いますね。

写真のタイムスタンプによると、これ夜9時頃なんですが、

こちらは夜中2時頃のようです。皆さんどんだけパワーが有るんでしょうか。なにか沸き上がってくるモヤまで写っています。

まぁ冗談ではなくこうやって満身込めて演奏してると精霊か何かが引き寄せられてくるのだと、そうおっしゃる方はたくさんいますね。

そんなわけで倒れるように就寝。翌日はバンコクに向かいました。
突然の訪問にも関わらずお世話になりました。またケーン合宿とかしたいなぁ。

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