2012-12-26

[DIY] 革いじり、その後

革をいじり始めたら面白くなった今年でしたが、小物ばっかりだったので、ちょっと大きいバッグを作ってみました。まだいろいろと下手くそですが。

いわゆるトートバッグというのの構造が単純そうに見えたので、それを真似してみました。 中のファスナー付きポケットはボタンで取り外し可能に。日常的に運ぶウォートがすっぽり入る大きさにしたので、かなり大きくなってしまいましたが、おかげでウォートやらマイクやらかなり色々突っ込めます。ただこの形にするにはちょっと柔らか過ぎたようで、物を入れないと自立しません…。内側から縫ってふっくらした形にしたほうがよかったかな?(内縫/外縫とか言うらしいです)

最初は「バッグの取っ手には芯を入れないといけない」という事を知らなくて、しばらく使っているうちに、この取手は弱すぎてやばいんじゃないか?と思ってネットいろいろ見たら理解して(笑)帆布3枚ぐらい入れてみました。まぁ作ってみて、使ってみて、いくらでも直せばいいじゃん、という事で…。

それから最近は演奏で音階が異なるウォートを使い分けるようになったので、またウォートケースを作りました。

左は半年前に作った物で牛革。今回は水牛(バッファロー)です。同様の肌色だったのが半年でこんなに焼けました。

側面はすくい縫いという方法だったのを、今回はクロス・ステッチという方法してみました。ネット上でいろんな方法を解説してくれている達人が居てありがたいです。

この厚革ですが、タイでは牛は水牛に比べると値段が約1.5倍します。とは言え日本で買うような高級品の値段とは比較になりませんね。

牛と水牛を比べた感じでは、牛は表面がきめ細かくて厚くてもずっと柔らかい。水牛はその反対ですが、自分の腕では硬いほうが扱いが楽というか、牛はちょっと繊細すぎて難しいような、それと汚しやすいから触るのにも気を使うし。なので水牛の方が楽みたいです。

それから、上のトートバッグを作った余りで単純そうな形の財布を作ってみました。

財布って、パーツを重ねるので革を漉いて薄くしないといけないらしいです。なので包丁でゾリゾリと薄くしたつもりなんですが、これまた難しい…。まだなんだか厚ぼったいです。

なんか色々テクニックが要るようで、ちょっと財布作るのはまだ難しすぎるかな?

そうか、漉いて薄くするのかということで、最初の頃に作って今も使っているカードケースをバラして裏側に内張りしてみました。ちょっとまだ厚ぼったいけど、やっぱり内張りが有った方がかっちりして良いかも。

あれこれと薄くする練習してたら、やっぱりよく切れる包丁が必要ということで、多少は包丁研ぎが上手くなったかも?とか。やっぱり基本は刃物なんですねー、楽器作るのと同じ。



使ってる蝋糸ですが、一巻の量がすごい。いくら使っても全然減って無いような…?バンコクの革道具屋さんで売ってるのはなぜかこのタイプばかりです。もうちょっと細いのが欲しいんだけど…。




2012-12-25

子供楽団いろいろ

今年も暮が近いので最近は楽団の活動が少ないし、残りの記録をまとめて。

9月8日(土)はサムットサーコーン県での催し「サムットサーコーン・エクスポ」に参加。会場は車で60kmぐらいの距離。

以前もこの場所でやったことが有りますが、いつもながら立派な機材です。音も良いし舞台も広い。
やっぱり官庁や役所主催の催しは予算が多いんでしょうね。

舞台上の飾りの船と、ピン奏者の中学生。
ここは港町なので、船がシンボルのようです。
演奏中の図。
会場は巨大なテント。気分の良い舞台でした。


この日のダンサー達。カワユすだけど、最近ちょっと色気が有り過ぎのような気も…。

この催しの後、楽団の大半はトルコに海外遠征。自分は行きませんでしたが現地では到着から帰国までもの凄い歓迎ぶりだったそうで、皆感動して帰って来ました。


日が飛んで、10月20日は協会内の儀式。

タイ舞踊のゴージャスな衣装なので写真撮ってみたり。


こちらはメンバーの高校生がピン職人に特注したベース。

彼は今年からベースに転向してすっかりベース好きになったようで、ついに発注しちゃった模様(料金払うのは親ですが)。
イサーンのピンの味と西洋のベースが融合したオリジナル・デザイン。頭の先にはピン同様、パヤナークの彫り物を取り付けます。

そのパヤナークで遊んでいるのはサンプル音源録音中のA先生。
この時は自分もケーンを録音したんですが、あまり出来が良くないので使われるかどうかは不明。



11月30日(金)は毎年恒例のバンコク、シーロム通りCPタワー前での催し。

内容は例年と変わりませんが、結構見てくれる人が多かったようです。しかしここで写真取るとマクドナルドばっかり写ってしまうのが困りもの。

12月8日(土)はパタヤのナークルア市場という所で演奏。ここは古くから有るマーケット通りだそうで、古めかしい木造の店が並んでいる街並みです。普通のパタヤというイメージからはかなり離れた風変わりな場所ですね。

これは地元パタヤの学校(パタヤ第5学校)から参加したダンサーの皆さん。
イサーン舞踊はパタヤでも行われているようです。

ポンラン独奏中の図。
彼女は気合が入りすぎたのか、途中でスティック折ってしまったようで。滅多に折れるもんじゃないんですが。

この日のダンサー、カワユす。

以上今年2012年9月以降の楽団活動でした。

2012-12-14

マハサラカムへ

9月5日(水)、ロイエト県での用事が午後には済んでしまったため一泊もせず、ケーンの師匠アーチャー先生に会いにマハサラカム県へ向かう。

村で教えられた路線バスに乗ると、乗り換えも無しにそのまま目的地のマハサラカム大学まで一本で行けた、これは便利。とは言え大学の敷地は広大で入り口からソンテウで結構な距離を走る。


2012-12-12

ロイエトにて

9月4日(火)はケーン職人ブア先生に会うためロイエト県へ。

年々豪華になる長距離バス(VIPと呼ばれる運賃が高いバス)は、各席に液晶画面付き。まぁ特に見る物も無いですが。