2009-08-27

バーンプラーカーオ村にて

翌日はこの村のモーラムの先生、リエンチャイ先生の家へ。

イサーンの他の土地と同様、以前この村も「土地の歌としてのモーラムという娯楽」は衰退の一途を辿っていたんですが、このリエンチャイ先生が子供達に教えているうちにこれが楽団になり、それが観光客を引き寄せるようになって、やがてホームステイを提供するようになった、というのがこの村がホームステイ産業を営んでいる経緯のようです。それで自分も雑誌やTVでこの村の事を知ったわけです。

左がリエンチャイ先生。村では「会長」と呼ばれています。

なんだか、頂いたご飯(カオニャオじゃなくてカオチャオ)が非常に美味い。お世辞じゃなく今までタイで食べたカオチャオの中で一番という美味さです。それで驚いていたら、ここの米はタイで最も評価が高いカオホームマリ(香り米)なのだそうで。どうりで美味いわけです。これは皆一度食べてみるべきですよ、ほんと。

というわけでモーラム鑑賞。

左がモーケーン・マーラー。右はモーラムのおじちゃん(名前聞き忘れました)。

モーケーンのマーラー先生はTVで時々拝見していましたが、実に純粋素朴なおじちゃんという感じで好感が持てます。意外にも村のモーケーンとしては、この方お一人しか居ないようです。子供達も練習はしているけど、モーケーンはなかなか育たないんだそうで。これはなんとなく分かりますね。ある程度の技量に達するのにはかなり時間が掛かるんでしょう。

子供も歌い踊ります。慣れた感じで普段よく練習しているのが見て取れますね。

[追加 09-9-9: この時のビデオ
YouTube - บ้านปลาค้าว - Baan-PlaaKhaao ]

ラムは全てリエンチャイ先生が作詞したもの。つまり昔から伝承されたものでは無いんですね。その点はちょっと残念ではあります。手法もイサーン全土に見られるターンサン、ターンヤーオ、トァーイの定番スタイルと同様のもの(ここの皆さんはラーイサン、ラーイヤーオ、ラーイトァーイと呼びます)。

で、この日はマーラー先生とおじちゃんモーラムのお二人に、これらのラムの為のケーンをみっちり2時間以上教えてもらいました。まぁ元々習うのが目的で来たんですが、これが非常に熱心に教えてくれるのでこちらの方が先に疲れて休みたくなっちゃいました。お二人とも結構なお年なのに元気です。上の基本三種に加えてラムプロァーンまで練習した所で、「全般に問題無いけど、ラーイサン(ターンサン)にはまだかなり改良の余地があるね」、との助言を頂きました。いやーこの辺、実際なかかなか向上しませんです、なんでだろ?

それにしてもこの、教える事への熱心さはたいしたものです。大勢の子供達に教えてきたという実績の表れなのかな、という気がしました。またいつかお邪魔したいと思います。

というわけで感謝しつつ、次はウボン県に向かいます。

2 comments:

MaliMyau said...

おくればせ(コメントが)。
いや~良いたびの模様、
次を首長~くしてお待ちしとります。
そのご飯もぜひ食べてみたい。
アムナート県はメコンに沿ってるんですよね?
大昔バンファイでウボン県をあちこち行った時に通過してるかもしれません。
だいぶ昔ですか、祭りは昔ながらのまたったり濃いものでした。

muri said...

おひさです。地図を見ると、国境のメコンに面している部分はアムナートの北のごく一部のようですね。この村はむしろアムナート中心群とウボンの間で、国境からはだいぶ離れているようです。ここのホームマリ米はかなりお勧めですが、どこで買えるのかは分かりませんです。