

目的地のノーンスーン郡に向かう間、道中に点在するプータイ族の村に寄っては一人二人と今回の参加者を拾って行きます。みんな結構年配でプータイの楽器や歌ができる人達です。左のおじいちゃんは自作のピンを持ってます。ピックアップが付いているセミアコースティックのような感じ。村ではあちこちで蜂蜜酒を振舞われました。甘いカクテルのような飲み物で、結構うまいですね。


フナのような魚やナマズは網で池をさらって捕り、めだかのような小魚(プラーシウ)や小エビ、貝類は浅い池を泥で堰き止めて網を張った穴で水を越して捕る。池の片方の水が無くなったら泥を掘るとまた出てくるので、潮干狩りみたいな感じで楽しい。食べられない魚は?と聞くと、とにかく田んぼの魚は全部食えるそうです。ほんとうかいな?



年配が多いので途中政治議論になったりしたけど、ひとしきりわいわいとやったら宴会はお開き。なかなか楽しかったです。
ケーン楽団やN先生の楽団のやっている音楽、そしてモーラムも含めて、それらは本来土地の生活に根ざしたものなので、例えばプータイの音楽をやるのならプータイの生活様式を知るという事もテーマになります。そういう意味ではこの年配の人達は土地に密接した音楽を受け継ぐ証人であり、我々の師匠でもあります。N先生がこのピクニックを企画したのも、その辺が背景に有ったのでしょう。
帰りは寺に寄ってお坊さんに面会。年配の人でもお坊さんに会うと子供が父親に話すように、今日の出来事を報告するんですね。ちょっと興味深い光景でした。
No comments:
Post a Comment