2008-04-15

カラシン県ヤーンタラート郡にて

ソンクラーン前、9日(水)はカラシン県ヤーンタラート郡の学校へ。

なんだか最近、毎月のようにカラシンに行ってますが、今回はN先生の教え子の小中学生達がポンラン楽団コンテストへの出場に向けて合宿しているということで、そのお手伝いに行きました。

合宿中ということで、朝3時過ぎに到着した時は子供達が大勢寝ていた。自分もその辺に適当に寝て、起きたら朝飯前、午後、夕飯後と練習しまくり。お手伝いといってもコンテストにもきっちり参加するつもりなので練習には全て参加しました。結構きついですね。先生達も子供の頃はこんな感じで一日中練習したそうです。

食事は全部先生達が作ります。地方色あふれる料理ですが、結構問題なく食べれました。自分も地方の食事にちょっと慣れてきた感じでしょうか。

翌10、11日も同様。途中カラシン中心郡へ行ったりロイエトのケーン職人に会いに行ったりしながら練習して過ごす。舞踊に参加する人達はバスでやってきて、夜中の2時ごろまで全体リハーサルをしたり、とかなりの本気度です。カラシンではポンラン楽団は文化的に重要なものとされている為、こういう祭りの時期にはとにかく大勢の子供達が何らかの催し物に参加するようですね。

そして12日(土)は本番。50分間の演奏時間が与えられて演じます。

途中、数百メートル先で行っているポンサック・ソンセーンのコンサートの大音量に悩まされたり、自分が入れるケーン独奏の内容が間違っていたり、おまけに曲順リストのあんちょこに抜けがあってびっくりしたり、といろいろ有りましたが、なんとか終了。今回は自分のケーンの前奏や独奏がいっぱい有ったので結構緊張しました。

コンテストの結果は後日わかるとのこと。

翌13日(日)は、せっかくのソンクラーンということで、カラシン中心郡へ水掛けに。もちろん楽器やアンプを持って行ったんですが、道を挟んで我々の右向かいでDJがショーをやってて、左向かいではオカマ軍団がダンスショーをやってる状態だった為、対抗するにはアンプが小さすぎたようです。次回はもっと大きいのを用意したいところ。

そんなわけで、この日の夕方まで遊んでから、自分はバンコクに向かいました。N先生達はこの日の夜のロイエトでの催し物での演奏に向かったようです。

おまけ:

水掛け用の水は給水車が来て補給してくれます。

学校で先生が作ったイサーンの人気料理、キンカーのラープ。キンカー(カメレオン)を焼いて(左)から、細かく潰してラープにした料理(右)。キンカーは子供達が森から取ってきたもの。

焼いた姿はまず食べる気になりませんが、料理になってしまうとその姿は見えません。食べた感じは酒の肴に良い感じだけど、実際はご飯のおかずとして食べられています。

小学生ダンサー、テラカワユス。

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