2014-12-24

2014年の記録

2014年はほとんど旅行もせずにバンコクのポンラン子供楽団ばかりやってました。まとめて印象に残った物だけ記録しておきます。

大まかには、年の前半は政治集会が多くてバンコクの催しは中止続き、後半は軍事政権の人気取り政策で催したくさん、という年でした。
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2月22日、ペッチャブリ県のヒストリカル・パークという公園での催し。

丘が丸ごと公園になっていて、舞台がある場所にはケーブルカーで登ってその後も歩くので機材運びが大変でしたが、緑も多いし良い雰囲気の場所で印象に残りました。

途中花火で中断したので記念写真です。美しス。


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4月19日の王宮広場。かなり広い舞台でした。

王宮広場での催しは大きな舞台と、周囲に小さい舞台がいくつもあって、それらをハシゴする事が多いです。

こちらはサコンナコン県から来た楽団の人達。

我々からみたらポンラン楽団としては本場の人達なので、同じ舞台で演るのはちょっと気恥ずかしいです。イサーンの楽団はやはり活気、一体感が有って良いですね。バンコクの子供達では、なかなかこうは行かないなぁという感じ。

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4月15日、サムットサーコーン県のWat Chetsadaram寺。

豪華で大きな寺です。

建物も豪華だけど、清潔なトイレ、完璧です。以前は寺のトイレと言えばどこもタイ式でボロボロで使うのに難儀したんですが、最近はこういう寺も増えてきているようです。

舞台もなかなか良かったです。

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5月3~5日の3日間、同じくサムットサーコーン県の市場、タラート・タレー・タイ。
市場といっても一般向けの海鮮レストランがたくさん有る観光地モールです。こういう「タラート~何々」と名付ける土地をふんだんに使ったモールは各県で増えていると思いますが、どこもかなり賑わってますね。

その広い市場の隅っこに、めちゃ狭い舞台でした。3日間バンコクから通うのは大変です。

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 5月、タイ恒例の軍事クーデター発生でタイは軍事政権になりました。今回の軍政はバンコク市民の不満が溜まらないよう、大衆のご機嫌取り政策の一環として様々な催しを行っています。その影響で年の後半は催しが増えましたが、当初はちょっとギクシャクした感じでした。

文化センターの催しも、会場が妙に硬い感じ。

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7月12日、ラーチャダムナン通りのコンテンポラリーアートセンター。
アート・ストリート・ラーチャダムナンという催しの一環。

ここの催しは伝統物から奇抜な現代パフォーンスまで混ぜこぜで行われる事が多いです。

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 7月13日、楽団の面倒をみているおじさん主催の町のお祭り(ラムルークカー)。

村祭りとか、コミュニティのお祭りは堅苦しい事が無くて楽しい。運河沿いのおじさんの家には水辺にプライベートなベランダが有って、そこで催しの後も延々と飲み食いして楽器やって、と楽しかった。

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9月18日、戦勝記念塔の横のモール。

バンコクの交通が集中する場所、こんな人混みの場所で演るのも面白いですが、ちょっと音が酷かった、残念。

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9月24日、ナショナル・シアター(国立劇場)。

ここで演るのは名誉な事だそうで、とても立派な舞台なんだけど、厳格な雰囲気で舞台の写真も取れません。なので写真は舞台横で出番待ちの人達。

待ち時間の間に舞台道具や楽器倉庫を(勝手に)見学しました。大量の高価な楽器が保管してあって、「全部、いつでも使えるように保守している」、と説明されました。

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11月25日、ラマ9通りのモール、ザ・ナイン。

モールでの舞台としてはこれはかなり立派でした。ただうちから公共バスで行く方法が見つからず、交通アクセスが不便ですね。

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11月26日、政府広報局。

普段の指導者不在の為、団員の子のお父さんが準備を仕切ってます。お子さんも腕が上がったしプライベートな楽団作りませんかと誘っているこの頃です。

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11月30日から12月6日は王宮広場、国王誕生日関連の催し。


軍事政権下という事で、やはり兵士のパレードが目立ちます。

兵士達にとってはこういうパレードに参加するのは一種、晴れ舞台なのでしょうか。

今年は王宮広場の催しが6回ぐらい有りました。うちから遠くて行き帰りが難儀でしたが、さすがに慣れた感じです。

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12月13日、ムアントーンタニーが年最後の催し。

楽団員の高校生が主催者の依頼で演者を集めるという大役をこなした模様、大したもんです。

いくらなんでも大きすぎだろうという舞台でしたが、大人数でのラム・ムアイ(ムエタイをテーマにした舞踊)が有ったので丁度良かったようです。ただ端まで歩くのに時間掛かり過ぎ。

以上2014年、ポンラン子供楽団での印象に残った活動でした。それなりに楽しかったけど、さほど新たな体験も無く、ややマンネリ気味だったかな、という事で来年はもう少し違った事が出来れば良いなと思っています。

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