2010-11-09

ビエンチャン

10月11日(月)はビエンチャンへ。相変わらず行く度に工事やら開発やらでいろんな変化が見られますが、数年前の首都中心部の道路はあちこち掘り返して歩くのも大変だったのに比べると現在はほぼ開発が終わったのか落ち着いていますね。

こちらはバス停に到着してすぐ目を引くタラートサオ市場。
この隣のモールの方はだいぶ前に出来上がって稼働していますが、こちらは新たに建設中のビルのようです。

メコン川沿いは半年前も既に大工事を行っていましたが、現在は更に姿を変えていました。

この為に名物だった川岸の屋台群が見られなくなって久しいのが残念。

こちらはビエンチャンの代表的ケーン奏者、モーケーン・トンスーイ先生。
カオピアックを食べている所。ビエンチャンに行く度に会いますが何年経っても相変わらず。先生は任務で古文書整理をして、自分も時々読む練習をしているので「読んでみろ」と渡された文書(写真右)ですが、バーリ語なので全く読めません、意地悪ですね。

トンスーイ先生によると毎年恒例の郷土音楽のコンテストが12月10日から14日まで行われるそうです。モーラム、ケーン、ピン、ソー等が対象の数少ないコンテストですのでこの時期お近くの方は是非どうぞ。自分も見に行きたいんですが日程的にどうか、難しいかもしれません。

今回は小学校に行って先生からラーオ語を習ってみよう、ということでさっそく小学校にお邪魔しました。

なんか知らない人が居るぞ?という感じで見に来る生徒達。

ラーオ語は先生とマンツーマンで教えて頂きました。外人に教えるのは小学校の先生の専門では無いので、分かるような分からないような微妙な感じでしたが、結構楽しいです。
ついでに教室での国語の授業に参加しました。

生徒達が教科書を読むと一音節づつ一定のリズムで延々と読むので聞いていると眠くなるという問題が。なんだか自然じゃないような気がしますが、ずっとそうやって来ているのなら、それで良いのでしょうか?

教室の椅子や机に見覚えが有るなぁと思ったら、日本から送られた物なんですね。ステッカーには「日本政府が輸送費を寄付した」と書かれています。子供の頃に学校で使っていた物と全く同じ形でした、懐かしい。

下校時です。生徒はきちんと先生にワイして帰ります。

今回は若くてかわいい先生に教えて頂きました。なんと22歳ですが既に教員歴は4年、ということは19歳頃から既に教員なんですね。ラオスでは小学校教師になる為の専門の学校が有って、その場合は四年制の大学に行く必要は無いのだそうです。なかなか良いシステムではないでしょうか。

また次回も教えて頂こうと思います。あの先生居ると良いな。

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