12月5日(金)は国王の誕生日という事で全国各地で催し物が行われていますが、もちろん文化センターでも行われました。
午前中、大ホールに到着した時はクラシック音楽をやってました。このホール、日本の援助で建てた物だと聞いていますが、あらためて見ると結構大きいですね。
午後は本日のメインであるラーマキエン劇(コーン)を舞台横から見学。タイの子供は国語の教科書で習うので、誰が何の役か見てすぐ判るようです。自分はちゃんと読んだ事も無いので説明されないと分りません。説明されても難しいんですが。隣にいた高校生の説明によると、写真は神々の召使として日頃苛められていた鬼が、指差しただけで相手をぶっ殺す神通力を得て神々に復讐する一節だと言ってましたが、ほんとうかな?
舞台横には仮面を奉った一室が有りました。ちょっと晒し首みたいで怖いですが、ワイクルーのお祈り用ですね。ラーマキエン劇はタイでは非常に重要なものとされてるようです。
一方子供楽団の楽屋は幼稚園状態でした。長時間待つといつもこのようになります。
ラーマキエンの衣装の一例。モデルは一応ポンランもやってる女子高生ですが、ちょっと顔が大きいので何だかひょうきんに見えます。
その後、舞台横で出番待ちをしていますが劇がなかなか終わらない。子供は台車で遊び始めました。収拾がつきません。
出番待ちのダンサーは、カメラを向けると反射的に微笑む所がさすがですね。舞台用メイクが濃いので、コンパクトカメラのフラッシュが反射して顔だけ浮き上がるようです。
やっと舞台に上がりました。しかし楽団用のスペースはステージ前の隅っこの一角で、これがものすごく狭い。ここにタイ式とイサーン式の2楽団が入っているのでかなり窮屈というか、ぎゅうぎゅうで座れません。
そんなわけで押し合いへし合いで舞台がよく見えないんですが、隙間からちょっとだけ見えました、このぐらい。
結局我々の演奏はバンファイとタイプーカオの2セットだけでした。
この日配られた記念品の本とCD。内容は全て、王室がその振興に力を注いだ伝統芸能や音楽に関する物ばかりです。この歌の本にはタイ語の歌を各地方毎の言葉に翻訳した物が有ったりするところが興味深いですね。後日読んでみようと思います。
2 comments:
そのCD今度コピーさせてください♪
もちろん流出させたりしません(笑)
OKです。まぁ広く配っている非売品なので大丈夫かと。実はまだ聞いてませんけど。
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