6月20日(金)は子供楽団と共に、ナコンパトム県サーラーヤー郡へ。前回のタウィーワタナ区から更に西へ向かい、県境を越えた辺り。遠いです、前回にも増して凄い田舎。
サーラーヤーといえば巨大なマヒドン大学サーラーヤー・キャンパスが有る事で有名なんですが、目的地はマヒドンではなくそのすぐ近くにあるお寺のお祭り。
夕方お寺に到着した我々は出番までだいぶ待ちそうだということなので、とりあえず周りを散歩。
お寺はマハーサワットという運河のほとりにありまして、祭りの期間はここでボートレースが行われるのだそうで、水上にはコースを示す旗なんかがあります(左)。写真(右)の丸太は、これに乗って競い合って相手を水に落とす競技の為のもの。日本にも同じ物がありますね。
この運河、ラーマ4世の命令で1860年に掘ったものだそうで、チャオプラヤ川から28kmほど水を引いてるそうです。その時に、運河のほとりを歩く人が休息できるように4km毎に小屋を作ったんですが、その小屋の一つに薬の調合レシピを書き記しておいたのがサーラーヤー(薬小屋)という地名の語源だそうな。と、ここの看板に書いて有りました。為になります。
変わった形の木橋とその上から見たマハーサワット運河。風情があります。この橋、勾配がきつい上に幅が狭くて、バイク同士がすれ違うのも大変なようでした。それでも頻繁にバイクが渡っていたので、地元の交通には重要な橋なんでしょうね。
お寺に設置されたステージはこんな感じ。見た感じよりも意外と広くて、今回の楽器6人、ダンサー10人ぐらいのほぼ最小構成の楽団には十分だった。
しかしサウンドチェックも無しに始めてみると、なんだか音がスカスカな感じが。よく見たらピンとベースのアンプを拾うマイクが設置してないじゃないの(笑)。という感じでそのまま2セットぐらいやっちゃったけど、一緒に来た文化センター職員の運転手の人がたまらず間に合わせのマイクを持ってきたので後半はちょっとマシになった。それにしても始まるまで誰も気がつかないというのがなんだか可笑しかった。
風情のある橋と子供楽団でピン担当の中学生。丸々と太っていて確実に肥満ですが、気の良い奴です。
運河があまりに綺麗だったせいか、お寺の写真を撮り忘れた。
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