29日の日曜日はルンピニ公園にて子供楽団の演奏会に参加。
あいにくの雨の中、公園の中心にあるウェーティー・パーム。遠目に見るとこじんまりとした小屋のようだけど、中は意外と広い。ポンラン楽団とタイ中央楽団がすっぽり入って、前部で舞踊ができるくらいで、かなり余裕が有る。
ここでは毎週のように演奏会が行われているのだそうだけど、今まで全然知らなかった。この催し物は新聞のマティション等が協賛しているらしい。
演目はタイの各地方のそれぞれの音楽と舞踊を順番に。中部、北部、南部、と来て例によってイサーンは一番最後なので我々はひたすら待つ。
途中バンコクのアピラック・コーサヨーティン知事が挨拶に出てきた。写真の赤い服の人。知事であることと関係ないんだけど、アピラック知事はハンサムなことで有名。しかし我々は舞台にいるのでほとんど後ろ姿しか見えなくて残念。でもちらっと顔が見えたときは、確かに俳優みたいな顔をしてた。
ポンラン楽団の演奏は無難に、ファーヤート (ฟ้าหยาด)、ナーンポムホーム (นางผมหอม)、タイプアン (ไทยพรวน) の3つ。最近新しく高校生が太鼓(クローンヤーオ)の担当になったんだけど、なんだかリズムが安定しない。ゆっくりになってきたのでここで終わるのか、と見せかけてまたテンポが戻ったりして、フェイントをくらったみたいで笑ってしまった。
2007-04-30
2007-04-22
ナコンパトムにて
21日(土)はナコンパトムの寺のお祭で演奏した。ナコンパトムはバンコクの西隣の県。
夕方、バンコクから車で1時間ほどでワット・コンラートという寺へ到着した時は、踊りながら本堂の周りを行列して回る儀式の最中だった。イサーン地方ではよくある儀式だけど、普通タイ中部では見られない。そんな儀式がここナコンパトムにあるのは、昔ラオスやベトナムから移住してきた民族がこの辺に多く住んでいるからだそうだ。
行列の主役は太鼓とケーンの楽団。楽団はそれぞれ各村から来ているらしい。打楽器以外はケーンのみで、選挙カーに着いているようなスピーカーで拡声している。スピーカーは押し車に載っていて、これを人が押して楽団ごと移動しつづける、というスタイル。さすがにこういうスピーカーなので、怒鳴っているような音だけど、皆さんこれに合わせて何時間も熱狂的に踊りならが歩きつづける。
こういう儀式だと、イサーン地方の多くではケーンに変わってピンがメインになっていることが多い中、タイ中部にあるこの地域の方が逆に古いスタイルを残しているのかもしれない。
我々は今回、バンコクの王宮近くのワットラーチャボーピット学校 (โรงเรียนวัดราชบพิธ) のポンラン楽団としてこの祭りに参加した。といっても実際のメンバーはほとんど職業演奏家で、この辺の細かい事情はよくわからない。
内容はポンランのスタンダードと舞踊、ラムクローン、お笑い役者、観客からのリクエストに応じたモーラムシン、等を適当に織り交ぜたものを、なんと4時間以上。今まで参加した舞台で一番長いものだった。楽器の演奏はいくらでも良いが、立っているのがつらかった。
途中司会兼歌手の人が「ケーン!」と一言だけ。ここでラムクローンに入るのだ、と理解するのに手間取った上、ライヤイなのかスッサネンなのかライノイなのか、何で入るのか分からず。が、ピンがフォローしてくれたので助かった。どうして即座に決められるのかよく分からないが、ピンがライノイだったので合わせて吹きまくっておいた。終了後、司会の人が「よかったよー」と声を掛けてくれたが、たぶん自分が職業モーケーンじゃないどころか外人であることを後で知って誉めてくれたのだろう。やはりそろそろきちんとラムクローンの練習したいところだ。
舞台は夜中0時半ごろ終了、バンコクの学校に戻って片付けが終わったのは2時。お笑い役者の人が「酒飲んでく?おごるから」と誘ってくれて、普段なら喜んで行くところだけど朝から夕方までの練習の後の舞台だっただけにもうヘトヘトなので遠慮した。職業演奏家の人達は毎日こんな感じなのかと思うと感心する。
夕方、バンコクから車で1時間ほどでワット・コンラートという寺へ到着した時は、踊りながら本堂の周りを行列して回る儀式の最中だった。イサーン地方ではよくある儀式だけど、普通タイ中部では見られない。そんな儀式がここナコンパトムにあるのは、昔ラオスやベトナムから移住してきた民族がこの辺に多く住んでいるからだそうだ。
行列の主役は太鼓とケーンの楽団。楽団はそれぞれ各村から来ているらしい。打楽器以外はケーンのみで、選挙カーに着いているようなスピーカーで拡声している。スピーカーは押し車に載っていて、これを人が押して楽団ごと移動しつづける、というスタイル。さすがにこういうスピーカーなので、怒鳴っているような音だけど、皆さんこれに合わせて何時間も熱狂的に踊りならが歩きつづける。
こういう儀式だと、イサーン地方の多くではケーンに変わってピンがメインになっていることが多い中、タイ中部にあるこの地域の方が逆に古いスタイルを残しているのかもしれない。
我々は今回、バンコクの王宮近くのワットラーチャボーピット学校 (โรงเรียนวัดราชบพิธ) のポンラン楽団としてこの祭りに参加した。といっても実際のメンバーはほとんど職業演奏家で、この辺の細かい事情はよくわからない。
内容はポンランのスタンダードと舞踊、ラムクローン、お笑い役者、観客からのリクエストに応じたモーラムシン、等を適当に織り交ぜたものを、なんと4時間以上。今まで参加した舞台で一番長いものだった。楽器の演奏はいくらでも良いが、立っているのがつらかった。
途中司会兼歌手の人が「ケーン!」と一言だけ。ここでラムクローンに入るのだ、と理解するのに手間取った上、ライヤイなのかスッサネンなのかライノイなのか、何で入るのか分からず。が、ピンがフォローしてくれたので助かった。どうして即座に決められるのかよく分からないが、ピンがライノイだったので合わせて吹きまくっておいた。終了後、司会の人が「よかったよー」と声を掛けてくれたが、たぶん自分が職業モーケーンじゃないどころか外人であることを後で知って誉めてくれたのだろう。やはりそろそろきちんとラムクローンの練習したいところだ。
舞台は夜中0時半ごろ終了、バンコクの学校に戻って片付けが終わったのは2時。お笑い役者の人が「酒飲んでく?おごるから」と誘ってくれて、普段なら喜んで行くところだけど朝から夕方までの練習の後の舞台だっただけにもうヘトヘトなので遠慮した。職業演奏家の人達は毎日こんな感じなのかと思うと感心する。
2007-04-14
サヤーム・パラゴンにて
ソンクラーン(タイ正月)期間に入って、サヤーム・パラゴンの噴水広場にて、子供楽団で演奏しています。 13-15日の夕方2回づつ。
初日13日の内容はごく普通にマノラーの水浴びとファーヤートのセットをちょこっと。一回20分ぐらいづつ。
今回はポンラン楽団に必要最低限の人数しか居ないので、音とかかなり寂しいかも。ソンクラーン期間で皆用事があるので人が足りないようです。
この場所でやるということは、観光客向けでしょうか。パラゴンに来たのは久しぶりなのでちょっと中を見てみましたが、商品の値段の付け方が尋常じゃないですね。小さい茶碗200Bとか(普通50Bはしないように見えるもの)、小さい仏像2000Bとか(普通なら200Bぐらいに見えるもの)。びっくりしました。
追記:
二日目は初日以上に人が足りない上にうろ覚えの曲でぼろぼろ。夜7時半の部でちょっと持ち直したけど、これは酷かった。
最終日は5時半の部でピンとベースがチューニング合ってなくて、勘弁してという感じ。7時半の部はなんとか形になった。この楽団、1回目に度々問題が有るのが特徴というか困りもの。
初日13日の内容はごく普通にマノラーの水浴びとファーヤートのセットをちょこっと。一回20分ぐらいづつ。
今回はポンラン楽団に必要最低限の人数しか居ないので、音とかかなり寂しいかも。ソンクラーン期間で皆用事があるので人が足りないようです。
この場所でやるということは、観光客向けでしょうか。パラゴンに来たのは久しぶりなのでちょっと中を見てみましたが、商品の値段の付け方が尋常じゃないですね。小さい茶碗200Bとか(普通50Bはしないように見えるもの)、小さい仏像2000Bとか(普通なら200Bぐらいに見えるもの)。びっくりしました。
追記:
二日目は初日以上に人が足りない上にうろ覚えの曲でぼろぼろ。夜7時半の部でちょっと持ち直したけど、これは酷かった。
最終日は5時半の部でピンとベースがチューニング合ってなくて、勘弁してという感じ。7時半の部はなんとか形になった。この楽団、1回目に度々問題が有るのが特徴というか困りもの。
Subscribe to:
Posts (Atom)