写真は出家と同時に寺に持っていく道具とかベッドとかのセット。
この日は出家の前日の準備だそうで、宴会やら儀式やらが村を上げて盛大に行われた。
これは台所として使われている場所。この日のために牛一頭、豚二匹がまるまる使われたそうで、それら食材の写真は凄まじい。
実際は大量の肉やら内蔵やらで、日本人にとっては凄い光景なので、ここではグロ過ぎない写真を選んだ。
今回出家するのは3人の若者。年長者が入れ替わり立ち代わりで髪の毛に鋏を入れていく。バナナの皮に載せてあるのが切った髪。
このおばあちゃん、豪快にザクザク切ってます。まぁどうせあとで坊主にするんだけど。
バリカンの後、カミソリで綺麗に剃り上がったところ。
そんな行程の合間に食事を頂く。ここのもち米はやっぱりうまい、大量に有るので幾らでも食べてよし。
それにしても大きなガティップ(米を入れる竹籠)だ。
家の前に舞台を組み上げているところ。村の祭りではこんな舞台がつきもので、これから夜通しのパーティーとなる。
バンコクから来た子供は初めての経験に大はしゃぎしている様子。
おばあちゃん達は夜の儀式に使うバイシーを準備している。
そして出家前夜の儀式。
儀式は仏式とヒンドゥー式がセットになっている。村のプラームによる祈祷の後、お寺から来た6人のお坊さん達による儀式が行われた。出家者の真っ白な衣装が非常に派手だけど、これは現代風の物。昔はパーカオマーだけで着飾ったそうだ。
前夜の儀式が全て終わると、後はラムシンのパーティーがひたすら朝まで続く。が、この種の催しに付き物なのが喧嘩、という訳でこの日も小競り合いが発生した。それは予想されている事なので、主催する家では前もって屈強な警備員を十人ぐらい雇っているんだけど、その警備員も理性的な行動をするとは限らない。普段の生活で知っている不良達が悪さをしないか目を光らせ、何か起きたその時にここぞとばかりに殴りに行くので騒ぎが余計に大きくなるのだそうだ。
そんな時に皆の心を落ち着かせるのに丁度良いのがラムクローン。というわけで急遽ケーンで参加。
この日の舞台を受注してアムナートチャロァーン県からバンドを引き連れて来たモーラムと共演。突然だったので訳が分からない感じだけど、それなりに楽しかった。モーラムとも知り合えたし。
この後自分は宿に帰ったけど、後で聞いたところではこの後の深夜にも何度か喧嘩が発生したそうだ。
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