8月11日(火)はウボンの田舎町、タラカーン群へ。普通バスで1時間ほど。
ここに来たらやはり、モーケーン・ンガンさんに会わなくては、ということでさっそくンガンさんの店へ食事に。といっても去年会ったのが初めてで今回が二度目ですが。
とりあえず普通にトムセープとコイ・クアを注文。この店、やっぱりうまいです。特にコイ・クアの独特の苦味が良いですな。
相変わらず元気そうなンガンさんに一発吹いてもらいます。
ンガンさんは昔は職業モーケーンでしたが今は引退してこの店が本業。前回来た時は既にケーンも持ってなかったんですが、今回はケーンを新たに入手してました。お客のリクエストで吹いたりするんだそうで、嬉しいことです。
去年教えてもらったウボン風のポーサイとティッスーッを次に会うときまで練習しておくつもりだったんですが、実は全然やってませんでした、ごめんなさい。ということで、今回はビデオに撮らせて頂きました。
Youtube - ลายแคนอุบลฯ โป้ซ้าย ติดสูตร
周りのノイズが酷くて残念ですが前半がポーサイ、後半がティッスーッ。改めて見てみるとやはり難しいですね。特にティッスーッ、他の地方のライソイとほとんど同じ奏法と考えて良さそうですが、そのライソイ自体がそもそも難しいので、まぁじっくり研究しましょう。
帰り際に食事の会計をしようとしたらンガンさん、 代金は要らないと言う。「いや、そもそも食事に来たんですから」と言っても頑として受け取りません。ちょっと困っちゃいましたが結局お言葉に甘えました。次回は酒でも持っていこう。
夜は村のラム好きのおばちゃんと一緒に、村長というか地区長(ナーヨック・オーボートー)の家での宴会に乱入してみました。
この村長(左)がまたかなりのモーラム好きで、結構歌います。
村長さんによると、現在タラカーンに文化センターの設立を計画中で、モーラム等の郷土音楽の教師を集めている最中ということでした。以前からポー・チャラートノーイという有名なモーラムの出身地であるタラカーンにそういう物が無いことが不思議だったんですが、何にせよ喜ばしいことです。出来上がったらまた訪問せねば。
この日は毎度お世話になっている家に宿泊。更に数キロ郊外の凄い田舎です。
翌日は母の日ということで、おばあちゃん達から祝福を受ける儀式とか、子供達が踊りを披露したりとか。ついでに村のモーラムおばちゃん達とセッション。あまり興味が無い子供達は向こうで鍋を始めてます。自宅でムーカタとは、しゃれてますな。
俺も食べる~。
と、田舎を堪能したところでバンコクへ、今回の旅行はおしまい。
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