寺では有名な高僧が亡くなった為、数日間に渡って行われている葬儀の最中だった。
写真右は亡くなった高僧が納められている塔。昔はこれを全部燃やして火葬したそうだが、今は棺だけ燃やして葬儀の後、業者が片付けるのだそうだ。
この葬儀で行われる催し物に参加するのが今回の目的。夕方、我々は楽団メーンバーを集めにマハサラカムへ。ソンテウに20人以上詰め込んで寺に戻った。
遺体安置の塔の前にステージを設置してケーンの合奏。ケーンはイサーン地方の楽器だが、ケーンウォンと呼ばれるこのケーン合奏のスタイルはイサーン地方の芸能ではない。ラーマ6世の一時代にタイ中部に存在したタイ中部の芸能で、その後長期に渡って消え去っていた。それを復興して一般に広める、というのも楽団の活動テーマの一つである。演奏する曲もタイ・サヤーム文化の物が中心で、時おりラオの歌を取り混ぜる感じ。
実際のところ、カラシンでのこのケーンウォンの演奏は歴史上初めてのこととなる。そんな背景は見ている一般のタイ人も知らないのが普通なので、逐一背景を説明しながらの演奏だった。
その後はラムプータイ、ラムクローン、舞踊を織り交ぜて全部で約4時間程の演奏。ラムプータイは年配の女性モーラムの声も良いし、プータイ族のおじいちゃんのピープタイ(プータイ族の笛)もすばらしかった。今回は参加できて良かったと思える、なかなか良い催し物だったと思う。
実際のところ、カラシンでのこのケーンウォンの演奏は歴史上初めてのこととなる。そんな背景は見ている一般のタイ人も知らないのが普通なので、逐一背景を説明しながらの演奏だった。
その後はラムプータイ、ラムクローン、舞踊を織り交ぜて全部で約4時間程の演奏。ラムプータイは年配の女性モーラムの声も良いし、プータイ族のおじいちゃんのピープタイ(プータイ族の笛)もすばらしかった。今回は参加できて良かったと思える、なかなか良い催し物だったと思う。
翌日自分はバンコクでの用事の為に帰ったので火葬は見れなかった。