2007-09-12

情報省広報局にて

10日(月)は情報省の広報局にて子供楽団の演奏。

フルネームは情報通信技術省だけど長いので情報省で。タイではICT省という略称でも知られています。今年何ヶ月もの間、タイからYouTubeへのアクセスを遮断したこととか、つい最近はコンピュータ犯罪に関する新法を発してタイのサイト管理者をびびらせたり、というような話で有名です。その一部の広報局という建物ですが、これが一部の局のくせにやたらでかい。

で、なんの催し物かと思ったら、ただの誕生日パーティでした。一個人の誕生日パーティにポンラン楽団を呼んじゃうとは、さすがタイの役人ですね。内容はドゥンクロック・ドゥンサーク、スァーン・ガポー、タイプアン等のスタンダード曲を普通に。でもケーン用のマイクが無かった。フル楽団でマイクが無いと、ちょっとでも聞こえるように必死で吹かないといけないので疲れます。

無関係だけど、なんかC先生の車が壊れてた。来る途中事故ったらしい。この人、車好きで「トヨタレーシング」とかのステッカーがぺたぺた張ってあるけど「タ」の文字が「ヲ」のような「ヌ」のような微妙な文字。タイではありがちです。

2007-09-03

国立競技場にて

9月1日(土)は国立競技場で行われたイサーン音楽の祭を見てきました。

メインステージはBTS国立競技場駅の目の前なので駅の構内から見物している人が多かったようです。入場無料なんだから中で見れば良いのにとか思ったりして。

このステージの出演者はほとんどが芸能学校とか高校の芸能クラブの生徒や先生達。サコンナコンやカラシンから団体で来ていたようです。演奏者は子供が多いけど芸能学校で専門にやってるのでそれなりにしっかりしてますね。

写真はタイの古式武術(ムアイ・ボーラーン)の舞踏とポンラン楽団を組み合わせたもの。中心で踊っているのは古式武術の先生だそうだけど、自分の先生達の昔の先生でもあるそうだ。しかし楽器の演奏家である彼らが古式武術の先生から何を習っていたのか、不思議なところ。この人の本業は軍人だそうです。なかなかかっこよかった。

そしてメインステージから200mぐらい奥に入ったところのセカンドステージは大学のポンラン楽団のコンテスト会場。個人的にはこちらの方がずっと面白かった。

数週間前に予選を行って残った人達の決勝だそうで4楽団ほど(多分)が演じていました。これがびっくりするほど内容が良くて、どの楽団も演出とか良く出来ていてそのままショーとして成り立つような内容でした。出場していた楽団のうち3楽団はマハサラカム大学の楽団、つまりN先生の後輩達というわけで、今回はその応援も兼ねていたわけです。

こちらの写真はイサーン音楽のコンテストには珍しくこの日の決勝まで残っていたバンコクのラムカムヘン大学の楽団。演出は良かったし、歌手は歌もウォートも上手だったんですが、これが人気のポンラン・サオーンのイメージと重なってしまってマイナスイメージになっしまって残念。どうしても真似っぽく見えてしまうんですね。

コンテストの結果はやはりマハサラカム大学の楽団の一つが最も評価されたようです。3楽団も残っていたから当然かもしれないけど。

ゲストは人気歌手のターイ・オーラタイ。初めて生で見ましたが、小さくてかわいらしい娘さんですね。TVとかで見ると、もう堂々とした実力歌手にしか見えなかったので意外でした。

コンテストのゲストでこの人が出てくるのは定番らしいですね。というのもコンテストに出ては落ち続けて、というのを延々繰り返して最後には職業歌手になった、という美談があるからだそうです。

最後はポンラン楽団とモーラムの競演。見ている人はほとんど出演者なので異常に盛り上がって完全にディスコ状態でした。そもそも発表の時から舞台上で司会者が発表を引き伸ばして盛り上げていると、客席側ではケーンとかピー・プータイとか吹きまくってるという訳の分からない状態でしたが。

全て終了して片づけが始まったら今度はお笑いで舞台に上がっていた人(アイディンさん)と勝手に競演。このお笑いの人、普段は写真の自転車にアンプを積んで路上パフォーマンスをやってるらしいです。看板には仕事依頼の連絡先とかが書いてありました(しかも日本語と韓国語で)。

しかし運営関係者が来て「捕まるよ」みたいなことを言われて解散。「なんだよせっかく今タイダムラムパンを聞こうとしてたのに」とか言ってる粋な人も居ましたが。アイディンさんはアンプでモーラム鳴らしながら自転車こいで帰っていきました。知らない人だったら、かなり近寄りがたいというか危ない人に感じるでしょう。

学生のポンラン楽団を見るのは今回初めてでしたが演出も演奏力も総じて、想像したより遥かに良い内容だと思いました。

2007-08-17

セントラルワールドプラザにて

[9-30 追記: 9月28日(金)をもって終了しました。リラックスして好き勝手にセッションできる、数少ない機会だっただけにちょっと残念。]

[9-12 追記:9月14日(金)もやります。結局5週連続でやってますが、いつまで続くかはわかりません。相変わらず見る人は少ないので好き勝手にセッションしてます。]


[9-03 追記:9月7日(金)もまたやります。先日はここを見て見に来てくださった方がいらっしゃって、ありがとうございました。最後ルクトゥン・メドレーとかになっちゃってすいません。ルクトゥンのジャンルはほんと無知でして、やってる自分もさっぱり分かりませんでした。]

[8-29 追記: 翌週24日(金)もやりましたが、31日(金)もやります。観客も居ないので好き勝手にセッションしているという感じですが。デパートの一角でこんなことをやっていると思うと、なんだか不思議。]

17日(金)、セントラル・ワールド・プラザ(以下CWP)にて、いつもの先生達と演奏。CWPは伊勢丹の隣の建物で、昔ワールド・トレード・センター(WTC)という名前でしたがアメリカのWTCが崩れてから改名した建物です。一般的にはどちらの名前でも通じます。



6階のアジア風雑貨の店が大量にある場所。今年の改装オープン後ここに来るのは初めてなんですが、見た感じサヤーム・パラゴンの同様の高級店に比べるとかなり理解できる価格設定のようですね。その中の小さなステージ、5人で座るともういっぱいいっぱいですがなかなか綺麗なステージです。演奏しては30分間休みを4回。といっても特に観客が居るわけでもなく、言わばBGMのような存在といった所でしょうか。普段はタイ中央音楽の楽団がやっているそうです。

途中N先生がケーン独奏をはじめたので写真撮影。久々に聞くとやっぱり良い、聞き惚れました。

全体にスタンダート曲と即興が半々ぐらい。有名なカイモットデーンとかをやるとやはり人が集まってきて喜ばれるようですね。そういうの以外ではちょっと座って聞いてはどっか行っちゃう、そんな感じ。自分は最近演奏してなくて緊張したのと、座って演奏するのに慣れていないのもあって足がつったりして四苦八苦しました。

写真は差し入れの酒。プータイ・レーヌー族 (ภูไทเรณู) の象徴と言われるラオ・ハイ、ラオ・ウ等と呼ばれる酒をOTOP製品化したもの。

石膏のような蓋を取ると中にもち米のモミやハーブが見える。これに水を注いで葦のような植物のストローを刺して飲む。味は甘めでやはりもち米から作るラオ・サートーに近い味。飲んで無くなったらまた水を足すのを繰り返し、味が薄くなったらビールでもラオカオでも足して良いそうだ。飲み始めたら三日ぐらい、蓋を開けなければ数ヶ月保存できる。詳しい説明はこの辺で。休憩のたびに飲んでいたのでちょっと酔っ払った感じで丁度良かったです。