2006-09-16

定期演奏会

いつも通りの定期演奏会。さすがにポンランはまだ無理なのでケーンで参加。

この日は去年最も世話になったC師匠が何週間ぶりかで来た。綺麗なダンサーと写真を撮ってご満悦。プリントしといてとか言われた。

小ホールの玄関の前という変な場所なので、なんだか見る人が窮屈そう。

最近のC師匠は司会業がすっかり板についていて、演奏会の時は来て欲しいという協会側からの強い要望が有るようだ。この日は元お笑いのS先生と漫才をやっていた。おまけにS先生がカラバオの曲を熱唱。

最近の演奏会は毎回ルクトゥンとかモーラムシンが入っている。そのほうがウケるというのもあるけど、師匠が歌いたいという理由も有るんじゃないかと疑っている。ケーンはリズム入れるだけ、というようなのが多くてあまり楽しくないですね。しかもカラバオの曲とか、どうすりゃいいの?というような感じ。一応始めてやるスタンダード曲も有ったからまぁ良いんだけど。

久々に師匠に会ったので控え室で一発吹いてもらってビデオに、でも30秒だけなので本編に入る前に切れている。この人の息使いは非常に味が有るんだけど、どうにも真似できない。去年「伸ばして、落として、伸ばして」とか随分指導してもらったんだけど、自分は未だに良く分かっていない。

C師匠 : ビデオ30sec/1.3MB

2006-09-02

ポンラン練習中

ポンラン練習中。

2週目というか、家で出来ないから2日目なんですが、難しいです。よくポンランは簡単とか言われるだけど、全然簡単じゃないなー、という感じ。もっとも木琴の類は触ったことが無かったからコツが掴めないというのもあるんだけど。

当面は午前の部で小さい子供達と一緒にのんびり基礎をやるのが良さそう。ちょっと生徒が多すぎて度々輪に入れないんですが。

ポンランはイサーン地方の木琴です(いきなり紹介)。普通の木琴と同じく木が大きいほど低い音ですが、音が低い方を上にしてぶら下げます。現代の標準仕様では13個の音程が有って、低い方から
ミ ソ ラ ド レ ミ ファ ソ ラ ド レ ミ ソ
と並んでいます。中音域にファが有りますが、低温域と高音域にはありません。またシはどこにも有りません。ややこしいです。頻繁にミスして真中のファを叩きますが、とても間違えた感じが強調されます。

何十年も前にこの仕様を考えたのが、以前ここに書いたポンランの発展に尽力して人間国宝となったプルアンさんです。しょうがないですね、文句は有りません。

ポンランは高価で、ちゃんとしたものは一台7500Bもします。良質なケーンが3本以上買える値段ですね。それというのも原料のマイマハートという木が品薄だからです。枯れたマハートの木がそのまま何年も経った物じゃないと良い原料にならないのだそうです。

どうにもまだ勝手が掴めないので以前ここに紹介したポンラン少年チャンプの練習風景のビデオを撮ったりして。新しい曲を覚えている所ですが、楽譜は無く、ピンの音を聞いてメロディーをなぞるだけです。15分くらいで覚えちゃったみたいで、さすが少年チャンプ。

動画: ポンラン少年の練習 (30秒861KB)