2010-07-23

ワット・アムパワンにて

7月18日(日)はバンコク、ドゥシット区にあるワット・アムパワンでの寺祭りに参加。

この日はちょっと珍しい儀式を見学しました。昔アメリカに行った有名な高僧が居て、その高僧の仏像を作る儀式ということです。

まず読経の中、既に作られて設置された型に、溶かした金属を流し込みます。そして他の儀式を行う間、一時間ほどで固まるのを待ってから型全体をひっくり返します。


型の上部を削り取ると…、顔が出てきました。お坊さんが記念撮影しています。今回の儀式中は、この顔の部分だけの公開のようでした。

いやー、こんな儀式が有るんですねぇ、初めて拝見しました。


と、貴重な儀式を見学しながら舞台設置。今回ご一緒したのはC先生が率いるコートーモー・チームと呼ばれる人達。コートーモーとはバンコクの事です。



いつもの寺祭りに有りがちなオンボロ機材と違ってなんだかPAが立派、と思ったら隣の学校の機材を借用して来たようです。いいなこれ。

舞台裏でくつろぐ我々。4時間の長丁場です。演奏はともかく長時間立っている事がキツイですね。


ところで、何だかピアノ、キーボード、サックスやら色んな音がガンガン聞こえてくるなぁ…と思ったら。
ピンにギターシンセが装着されてました。ここまでやっても3本弦のイサーン楽器であるピンを弾いている事には違い無い?というこだわりでしょうか。ピン+ギターシンセ、その見事な使いこなしっぷりは、さすが職業演奏家です。

そんなわけで、久々に寺祭りの体験でした。お笑いとかてんこ盛りの長時間なので疲れますが、これが地方だったら一晩中とかやるのが普通だったりします。


像のモデルとなった高僧の写真、サートゥ。

2010-07-22

タマサート大にて

6月28日(月)は、タマサート大学での催し物へ。

前回来たのはいつだったっけと思ってこの日記を見返したら、もう5年も前の事でした、びっくりです。

学生の皆さんが持っているプラカードは「喫煙、2千Bの罰金」とか「船着場、禁煙」とか、ようするに禁煙キャンペーンの催しです。

前回の校庭のど真ん中ではなく中庭なので小さな舞台ですが、出し物はいっぱい。
こちらは優雅なタイ舞踊。他にもいろんなバンドとか次々出てきます。

禁煙キャンペーンということで保健省大臣も来てます。
こういう要人が来る催し物だと大抵待たされる時間が長くなります。要人の都合に合わせて進行がどんどんずれちゃうんですね。

待っている間、学生の皆さんを鑑賞したりして…、タイの女学生の皆さん、スタイルが素晴らしいですね。

なんだかいろんな出し物があります。
こちらは「炎の踊り」。どこの国のダンスでしょうか、分かりませんが盛り上がってます。

決まったーッ。

禁煙促進運動の催し中ですが、自分は喫煙所を探しに…。
大学敷地の裏手、チャオプラヤー川沿いは喫煙OKです。

ここの眺めは素晴らしい、のんびりできます。左手には気分よさそうな川岸のレストランも有りました。

そんなわけで我々は普段のポンラン楽団で2セット程やりました。今回はケーンに高校生(写真左)、それからバンディット・パタナシンという音楽専門学校の学生お二人と初顔合わせでした。
自分はウォート担当。ウォートはここ数ヶ月ほど練習しているので、最近は時々やらせてもらっています(とはいえ週一回しか練習してませんけど)。


おまけ:

タマサートへはターチャーン船着場から散歩して来たので、途中マハラート船着場周辺の骨董品市場を見物しました。

プラクルアンやら古銭やらの店が無数に有ります。マニアにはたまらないんじゃないでしょうか。


これ全てプラクルアンです。こんなにたくさん、とても鑑定しきれないと思いますが、この中から貴重な掘り出し物を見つけたりするんでしょうか?